創設メンバー

アシム・アリ

プロファウンドヴィジョン　パキスタン代表取締役

創設メンバーであり、カラチにあるオフィス支社長としてパキスタンでのマーケティング・人材採用を受け持っています。前職は、サクソバンク証券のドバイ支店・ロンドン支店で外国為替トレーダーとして勤務。

家族が経営する会社では、日本の自動車メーカーである日野トラックや三菱自動車と取引きを行っていたことから、日本のビジネスカルチャーに通じています。大学卒業後、家業に加わって事業開発部門で働くなかで日野トラックと三菱自動車の本社と定期的にやり取りして、パキスタンの顧客行動と価格設定を報告・具申していました。この間、ドバイ事務所を設立、10年間駐在員を経験しています。

カラチ大学で商学学士号を大学院に相当する経営管理研究所で学位を取得しています。

荒牧 大四郎

特別顧問

荒牧大四郎は、松竹株式会社、松竹芸能、歌舞伎座舞台で長年にわたり務めた経験・人脈を活かしたアドバイスを行っています。松竹株式会社の取締役、松竹芸能の会長、歌舞伎座舞台のCEOを務めていました。
歌舞伎をベースとしたインバウンド活動での貢献が認められ、観光庁から「VISIT JAPAN大使」に任命されています。そうしたキャリアの中には、ロサンゼルスのアラタニ劇場の開場公演への参加や松竹代表として三代目市川猿之助のヨーロッパ公演に参加した実績が含まれています。
新たな試みとしては、日本を代表するポップアーティストグループ「SMAP」が参加したミュージカル「ドラゴンクエスト」「アナザー」の制作なども手掛けています。

熊本県出身、京都大学法学部卒業。福岡の博多座に籍を置いていた時期もあり、福岡市のNHK文化センターで定期講師を務めています。

ダニエル・T・アレン

アメリカ　カントリーマネージャー(アメリカ支社長)

ダニエル T.アレンは、アメリカ　カントリーマネージャー(アメリカ支社長 )です。
同時に、オーストラリアに本社を置く140億ドルの資産管理グループ傘下にあるBenn Bridgeの南北アメリカのマネージングディレクターにも就いています。
この役職に就く前は、ヨーロッパ、北米、オーストラリア、および日本の資産運用会社と協力する金融プラットフォームであるアライドテレシス社のCEOでした。
専門は、事業再生のコンサルでしたが、20年程前にスミス・バーニーNY証券取引所に入社してからは財務を専門とし、日本を含む国際金融市場における国境を越えたビジネスチャンスに取り組んで来ました。

ジョージア州立大学でBBAを取得。世界最大のオンラインESG投資グループのひとつを運営しており、ニューヨーク証券取引所とNASDAQの両方の閉会式でこのトピックについて講演しました。若い時代には、日本勤務も経験しています。

創設メンバー

デビッド・カレー

最高技術責任者

デビット　カレーは、約25年間、東京の金融機関に勤務していました。
現在は故郷のオーストラリア・シドニーに在住。プロファウンドヴィジョンの創設メンバーとして、人材マッチング・ポータルシステムの設計・開発を主導しています。
前職は、JPモルガン東京オフィスに在籍して日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランドの銀行テクノロジーを統括管理する責任者でした。さらに、アジア太平洋地域の銀行事業体のテクノロジー・リスク管理責任者でもありました。
それ以前は、日本とニューヨークのRBS、リーマンブラザーズ、メリルリンチで管理職に就き、これらの職務を通して重要なIT分野の変革を主導してきました。
近年は、イノベーションと次代を切り開くテクノロジーを駆使して、財務サービスと現金管理の分野で画期的なソリューションを生みだして来ました。

シドニー大学コンピューターサイエンス部を卒業。高校時代に日本へ留学しており、日本語検定１級を持ち、日本語も堪能です。

ムハンマド・ヤール・ヒラージ

特別顧問

パキスタンの古都ラホールから特別顧問としてアドバイスを発しています。前職のモルガンスタンレーのテクノロジー投資銀行では、ニューヨーク、サンフランシスコ、東京でアドバイザリービジネスとして10年以上勤務しています。

また、インテル、アマゾン、イーベイ、INTUIT、NEC、SONY、ヤフー、サムソンなど名だたるテクノロジー多国籍企業向けに数多くの戦略的アドバイザリーを行って来ました。

現在は、パキスタンで最初の独立したフィンテック企業であるEP System社（OneLoad）のCEOとして活躍しています。

ブラウン大学で学士号を取得し、ハーバード大学で修士号を取得。
日本語を話すのが好きで、日本文化を愛する親日家です。
また、アドバイスにとどまらず、エンジェル投資家としてスタートアップにも目を向けることもあり、そのうちの幾つかは世界をリードする企業に成長しています。

創業者

イクバル（後藤）マリ子

共同代表取締役社長

プロファウンドヴィジョン株式会社の創設者であり、共同代表です。日本の東北地方にある山形県米沢市の出身であることから、山形産品の素晴らしさを日本全国に、さらには世界に紹介したいとの想いが会社設立につながりました。

前職としては、NEC、東芝、日本IBMなどの世界的な電機・IT企業に勤務。そこでは、サプライチェーン管理、クライアントサポート、人事部門に所属していたことから外国人の人材採用に関しての制度にも通じています。

東京にある東横学園女子短期大学卒業。多国籍企業に席を置いていたことから、多様なビジネス文化を理解し、オフショア企業と日本企業との間で生じる文化的ギャップを解決することを得意としています。

創設メンバー

塩原信夫

代表取締役社長

CEO・創設メンバーとして全社を統括、主に、総務・PR活動を管理しています。前職は、ホンダ・モーターの輸出・企画・広報部門からスタートしました。ホンダがデトロイトで手を組んだアメリカのPR会社フライシュマンヒラードの日本支社立ち上げに加わったことから、パブリックリレーション、戦略広報をライフワークとしています。

その後、東日本大震災の前年から広報監として茨城県庁に在籍して地域活性に取り組んでまいりました。東日本大震災では、水戸で被災。大震災からの復旧・復興のため、茨城県では銀座に直営のアンテナショップを開設しました。地元に地方テレビ局がないことから”いばキラ”と命名したインターネットテレビ局スタジオを県庁内に設置いたしました。東京に戻ってからも水戸市の中心市街地の活性化に携わっています。

最近では、パキスタン大使館で開催したウェビナーにて、日本の各地で展開されるスマート・シティ、スーパー・シティに関する論客を招聘して、その有用性をご紹介いたしました。

慶應義塾大学経済学部卒。経済学説史、経済発展論・労働経済学を学んでまいりました。

地方創生三田会理事、稲門PR研究会幹事。

創設者

ノーフィル・イクバル

最高執行責任者

共同創設者兼COO。 前職は、米国株のセールストレーダーおよびファンドマーケター。スミス・バーニー証券、シティバンク・エヌ・エイ東京支店、香港上海銀行（HSBC）、アーンスト・アンド・ヤング税理士法人、キャピタル アセットマネジメント株式会社などの金融機関で20年以上勤務してきました。また、米国の株式販売トレーダーとしてのキャリアがあり、後にビジネス開発とマーケティングにキャリアを変えました。
マーケティングにおいて豊富な経験を持ち、革新的なソリューションを使用して金融ビジネスの開発に注力し、顧客の利益をもたらしてきました。当時、安倍首相のアベノミクスプロジェクトにも参加。さらに、国内および世界市場の専門家集団をブランディングし、新製品のマーケティング戦略を展開してまいりました。

東京にあるセントメリーズインターナショナルスクールを卒業。後にセントパトリック大学で経済学を専攻し、学士号を取得。40年以上日本に在住、日本語も堪能です。高校野球の大ファンで、政治、そして歴史にも興味があります。
J.F.ケネディ大統領のデスクの上の盾に刻まれていた文言として有名な「 おお神よ、海はあまりにも広大で、そして私の船はあまりにも小さい」by Winfred Ernest Garrison(1874-1969)という言葉が大好きです。

創設メンバー

ポールG.ギルフォイル

取締役会長

会長・創設メンバーとして全社を統括、特に、営業・販促活動を管理しています。前職は、飲料メーカーのシーグラム＆ペプシコの傘下であったキリン・トロピカーナの会長を務めていました。日本でのトロピカーナジュースの開発を主導した期間は16年以上に及んでおり、日本でナンバーワンのジュースのブランドに育て上げ、アジアでも最大のジュースのブランドとなりました。

それ以前には、ユニリーバ、デビアス・ダイアモンド、IBMアジア、Coca-Colaなどをクライアントに持つ二つの大手広告代理店博報堂、ジェイ・ウォルター・トンプソン・ジャパンに在籍。日本に新しいビジネスを持ち込み、時間をかけてブランド構築を行ってまいりました。

海外の企業が日本の消費者と日本のビジネス文化に適応するために的確なアドバイスを行う専門家です。

上智大学の比較文化学部を卒業。東京世田谷にあるセントメリーズ・インターナショナルスクールに学び、近年は同窓会の会長職にも就いておりました。日本在住歴は、57年。

ヴィヴィアン・アレン

広報部

アメリカ在住のコミュニケーション・ディレクター。前職は、アメリカの大手弁護士事務所に勤務し、優秀なパラリーガルとして30年勤務。引退後は、さまざまな地元の組織でボランティア活動に取り組んでいます。

コロラド州デンバーにあるデンバー大学でコミュニケーション、ライティング、ビジネスマネージメントを学んでいます。

代表取締役からのメッセージ

弊社は、12年前に個人会社として起業。2021年4月30日に株式会社化して新たな道を歩みはじめました。

組織形態は変わっても、設立当初より、現在も、内外の優れた製品・サービスを取り持つことを生業とすることに変わりありません。

法人化に踏み切ったのは、海外とのビジネス仲介を行うなかで、我が国のIT人材が枯渇していることに気づき、IT人材についての調査を行っている経済産業省を訪問して長期的な見通しを伺うなかで2030年には約80万人を海外から招き入れる必要性があることを知ったことにはじまります。

一方で、最高執行責任者(COO)のノーフィル　イクバルが母国パキスタンの投資促進セミナーに参加した折に、IT教育の体制づくりが進むパキスタンでは毎年25,000人を超えるIT人材が社会に出てくるものの吸収できる働き口が少ないことを知りました。

こうした事情を鑑み、両国を繋げることが両国の課題解消に結び付くことを感じ、パキスタンIT人材の我が国への受け入れを事業の中心に据えることといたしました。

今後とも、ご指導をいただくともに、お引き立ていただきますよう、宜しくお願い申し上げます。

塩原信夫

プロファウンドヴィジョン株式会社
代表取締役社長

会社の歴史

現在、プロファウンドヴィジョン株式会社・共同取締役社長を務める後藤マリ子は、2009年9月、東京都の玉川上水公園で開催されていた山形の秋のイベント「芋煮会」に参加しました。

そのイベントの中で、地元山形県の家内工業製品や芸術作品を目にし、改めて、その素晴らしさに感銘を受けました。そこで、山形県の家内工業製品や芸術作品を海外に紹介し、輸出する会社の設立しようとのアイデアを着想しました。

会社設立にあたって、後藤マリ子は、その社名に「profound ＝ 深遠」という言葉入れることを熱望していました。これは、アメリカ合衆国の第35代大統領であったジョン F. ケネディが、1962年にケネディセンターで行った演説の一句「芸術は最も深遠な意味で政治的である」に由来しています。

後藤マリ子と同時に創業にかかわったノーフィル　イクバルが、「日本の未来へのビジョン」を持ち続ける証として、「vision(ビジョン)」という言葉を加え、「Profound Vision(プロファウンドヴィジョン)」という社名が誕生しました。

2009年10月、後藤マリ子は「Profound Vision Private Limited」を設立して、登記しました。2021年4月30日、プロファウンドヴィジョンは法人化し、プロファウンドヴィジョン株式会社として歩み始めました。